Kちゆたか
素直な自分を出して人とつながる共創社会へ 「こころの家」
《 事業概要 》
相手を優先するあまり自分を後回しにして疲弊。自己肯定感が低く、本音が出せず自分がわからない大人たちに心の学びやワークショップ、アクティビティを提供。
心の学びをするコミュニティを作り、その会費で収益化を図る。本当は悲しいのに嬉しいふりをするなど、感じている感情を抑えることは、心身ともに悪影響を及ぼすと言われており、日常的に誰もが、どんな感情も出し切って良いという安心・安全の環境を社会に創り出す。
《 経歴・想い 》
自分に自信が持てず、まわりに迷惑をかけないようにかけないようにと人の顔色をうかがって生活するうちに、気がつけば自分がやりたいこと、自分が好きなことなどがわからなくなっていました。
さらに自分で自分が認められないから、まわりに認めてもらいたくて、相手の期待に応えるために一人で抱え込み、がんばりすぎる。低音が聞こえにくくなったり蕁麻疹が出たり。そんな体調不良を起こしても人が頼れなくて、自分を置き去りに。また、怒りや苛立ちといった感情を感じる自分は人としてダメなのではないかと自己否定し、とにかく感情を感じないように生きていました。
そんな中、コロナが起こり、仕事をすることで感じないようにしていたのに、仕事がなくなって誤魔化せなくなった。突然できた自由な時間。今のままではいけない。自分を変えるために何かしようとネットサーフィンをしていて出合った幸福学でマインドフルネスを始めました。そこから、カウンセリング、コンパッション、コーチングなどの学びを通して、少しずつ自分が感じていることに気づけるようになり、怒りや苛立ちなどの否定的に捉えられがちな感情の奥にこそ、実は自分が本当に大切にしたいものが眠っていることを知ります。そこから本当に自分がやりたいことが選択できるようになり、毎日が楽しめるようになりました。
具体的には、何か失敗した時に、真っ先に自分を責める経験、ありませんか。私自身、かつては失敗すると1週間ぐらい自分を責めて落ち込んでいました。けれど、失敗した時に、自分の感情を味わうようになってからは、自分が承認でき、すぐに立ち直れるようになりました。やりたいことも見つかって、フリーランスコーチとして活動するため、思い切って会社員を卒業。いつの間にか、自信もついたし、自分を誇れることも増えた。今では、本当に自分がやりたいことを実現させるためだけに、毎日を生きています。最近では、まわりから「輝いてるね」とか「笑顔がいい」と褒められる機会も増えました。
自分の感情を隠すのではなく、感情に気づいて自分を肯定し、自分で自分に誇りを持って毎日を笑顔で過ごせる人を増やしたい。その先に、ひとりひとりがお互いの違いをリスペクトし合い、和になっていく、そんな差が和になる世界の実現を目指しています。さらには、誰もが毎日イキイキしている、後世の子どもたちが誇れる社会を遺していきたい。