第11回ビジネスプランコンテスト、ファイナリスト投票終了

長舟頼子

まちかどお茶の間プロジェクト
~美味しいご飯と誰かに出会える居場所づくり

《 事業概要 》

①小学生~中学生の子供を持つ共働きのお母さんに向けオンラインコミュニティ・親の悩みや子育てに関する情報シェアできる場を提供
②子育てだけでなく人生を前向きに生きるためのヒントがつまったメンタルモデルセッション
③食事つきの夕方預かり+生活塾(16時~20時)
④多様な価値観の人と出会う機会(子供たち)、家事の軽減と悩みの解消と
安心感(お母さん)、地域とのつながりづくりを担う場づくり(地域コミュニティカフェ)

《 経歴・想い 》

私は、こどもに依存する母親を減らして、母親の精神的自立を促したい。それが子どもたちがのびのびと自分らしく生きられる未来につながると思うから。
自分が男の子ふたりの母になって、母親が元気で健やかでいること、気持ちに余裕のある子育てが、子どもたちの幸せにつながると痛感した。
核家族化、孤食が進み、忙しいお母さん達には子どもと一緒に成長する心の余裕が足りない。母親が自分を過剰に犠牲にしないように、子どもに依存しないように、自分育てをしながら自分自身の人生を生きてほしい。
子育てしながら、人としての成長を親子でできるような場所、それぞれが特性を生かし、力を発揮して、ゆるやかなつながりを作りながら居場所を作っていける、そんな仕組みを作りたい。

この想いは、私自身が母との関係で生きづらさを感じていたことから始まる。
私の母は、愛情深いけれどとても過保護、子育てすることが自分の価値と思っていた。母の愛が重くて18才で家を離れることを決め、県外に進学しそのまま東京で就職した。
年に2回、お盆と正月だけに戻る実家は、私にとって安らげる場所ではなくなっていた。「子どもが家に戻ってこない、いつまで自分が家事をやったらいいのか、自由がない、お金がない、お前は好き勝手に生きていいわね」明るい人だった母は、不幸である自分を嘆くようになっていた。
母に笑ってほしくて、いろいろなことをしたが、結局母は変わらなかった。離れて暮らす娘が別人のように思えていた、と母が亡くなった後の日記を見て知った。
母はもっと幸せに生きられたのではないか?という想いがこのプロジェクトにつながりました

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