

土井涼子
訪問型育児支援サービス~ままの心の癒し~
《 事業概要 》
産後1年以内の母親に、助産師・保健師・看護師・保育士などが週に1回~自宅へ訪問いたします。母親の話を聞く時間を作ることで不安やストレスをやわらげ、睡眠不足であれば休める時間を作り、母親自身の健康相談にも対応します。
母親が孤独を感じず、この日になればあの人が来る、助けてもらえる、話を聞いてもえらえるという安心感を提供します。孤独感や不安感を減らすことで、幼児虐待や母親の不健康による子供への影響をなくしていきます。
《 経歴・想い 》
わくわくしながら育休に入り、子どもと過ごす生活を楽しみにしていた私。しかし子供と二人きりで過ごす時間は長く、今までのように誰かと接する時間は減り、社会から切り離された感覚でした。そして、どうして泣いているか、成長が遅くないか、この方法であっているのか、わからないことだらけでした。でも、自分ですべてやるしかないと思い込み、手探りで育児をする日々。睡眠不足が続くなか、答えのわからない育児に不安を抱えたまま過ごし、それは辛い記憶として残っています。
育児に家事に仕事に追われ、疲弊する身体と心、当時はそれが当たり前でした。今、保健師としてそんなお母さんを見るたびに、それがお母さんにとって、子どもにとって本当に幸せなのかと疑問を感じます。
お母さんが心身ともに健康だからこそ、子どもに笑顔で余裕をもって接することができます。お母さんが幸せだからこそ、視野が広がり、子どもの可能性が広がります。
お母さんだから我慢する、やって当たり前、できて当たり前、そう思い込んでいるお母さんは少なくないはず。誰かに話を聞いてもらうことで不安が減る、自分の幸せを考える時間ができる、そんな支援を提供することで、子育ては一人でやらなくてもよい、手伝ってもらっていいんだということを知ってもらい、育児をより楽しく、幸せな時間を過ごせるお手伝いをしてまいります。